災害時 住難性を柔軟性で

2014-02-14 · 家づくり考・建築メモ



災害に負けない住まいというと、まず最初に考えられるのが耐震性。 建物自体が地震に耐える、と同時に家具が転倒しないことや、 屋外に避難できる出入り口が複数あることも大切です。

地震時に住空間が確保できても、電気・水道・ガスがストップする事態が考えられます。 発電機や貯水タンクなどまで備えられれば理想的ですが、スペースや費用を要しますので 全てを充分に確保するのは難しいのが実状ではないでしょうか。

災害時に必要最低限の水や食料を確保するのはとても大切なことです。 水や食料の備蓄と同様、ライフラインにも「備える」という観点が必要だと思います。

地震よりも実際に被害が多いのは台風時の停電。この辺りでも数年に一度は経験しますね。

停電時を考えますと、キッチンはIHよりガスが良いと思います。

いざという時に、電気が使えないならガス、ガスが使えないなら電気というように、 ライフラインを複数準備しておくことで柔軟に対応できるのではないかと考えています。

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