「北設の家」建設地の設楽町清崎地区は現在建設ラッシュです。
工事を請けてくださった太平建設さんは、北設楽郡の建設会社の雄。お隣も斜向かいのお宅も太平建設さんの仕事で、清崎で4軒の工事が進んでいます。私とは初めての仕事なのですが、細かく打合せすることで、今のところ順調に工事を進めていただいております。
単に図面通りに仕上げるのではなく、打合せのニュアンスから私の意向を汲み取ってくれて、様々な提案をしてくるのがありがたいです。
この床材も太平さんが提案してくださったもの。予算の範囲でイメージに合うものを探し出してくれました。
ウォールナットの質感が素晴らしいです。
工事は中盤にさしかかりました。現物サンプルを確認しながら最終決定を下す時期になります。
床材に合わせて玄関框と式台の素材と色目を検討。
家具屋さんにも天板のサンプルを作っていただき、大きさ、形状、色目の確認。図面では程よく感じた寸法も、現物を見ると少しゴツイ感じます。部材を薄く、かつ面取りの半径を小さくしてもらいます。
建具屋さんとは建具納まり、素材、金物等々打合せ。デザイン、使い勝手、耐久性を秤に掛けて決定します。
外構床タイルのサンプル。
外部塗装色の塗り見本サンプル依頼を検討。次回サンプル確認の上、採用色を決定。
このように、現場では図面で表現できないことをブラッシュアップしながら決めていきます。工事はドンドン進んでいますので、速やかで的確な決断が必要になります。
2013.07.22 ディクタ建築事務所 原田久