「古宿の家/豊川」震災の影響がじわじわと..

2011-03-18 · 【豊川・古宿の家】

出勤途中に「古宿の家」の現場へ立ち寄り、基礎コンクリートの確認。



日常の何でもない風景が、本当にありがたいこととしみじみと感じます。

昨日プレカットの打合せをしておりまして、構造用合板の工場が東北にはたくさんあって
今回の震災で予定していた「実付き」 合板の納入が出来なくなってしまったとのこと。

「実なし」 の合板ならストックがあるので、そちらに変更出来ないかとの相談を受けました。

「実付き」 から 「実なし」 への変更することで、構造用合板を支える受け材を余分に入れて、
釘をたくさん打つ必要があります。

他にも屋根材や外壁材なども出荷不能になったりと、影響の及ぶ建材や素材が明らかになりつつあります。

品薄状態が続く状態のところへ震災の復興によって、今後は建設コストの高騰が予想されます。

現在設計中の物件も、クライアントに上記の現状と見通しについて説明をして、コスト計画を少し
見直しすることに同意を頂いて対応しているところでございます。

 

「古宿の家(豊川市)」竣工写真と作品の紹介をしています。
https://www.dikta.jp/work-detail.html?id=40


 

 



豊橋、豊川、蒲郡、岡崎、豊田、設計事務所と創る注文住宅|有限会社 ディクタ建築事務所

有限会社 ディクタ建築事務所 / Dikta architects office

pageup