「新城市市場台の家」 現場進行状況

2010-01-09 · 【新城・市場台の家】

一見、至って普通の家ですが、細部にわたって検討を重ね 普通性を高める ことで他にはない気品を醸し出したいと考えています。

工事を請負っている 豊橋の萩森建設 さんとは初めての仕事となりますが、地元で高名な建築家をはじめ、さまざまな建築家や設計事務所の仕事を積極的に請け負っているだけあって、素晴らしい対応をしていただいております。

現場に足を運ぶ度に大工さんから細かな部分まで質問をいただきます。非常に細かい所まで気を配って丁寧に仕事をして頂いてまして、出来上がりが楽しみな物件です。

 

奥に和室、右手にダイニングキッチン、吹抜の左側の梁にはスノコの渡り廊下が掛かります。
大きな吹抜があり、床面の剛性が不足しがちですが、吹抜の四周を構造用合板でガッチリ囲い、地震時の水平方向の変形にも耐えられる構造としています。

 

キッチンはガスコンロを使いますが、 昨年の火気使用室の制限に関する建築基準法の改正条項を適用し、キッチンとリビングの間に垂れ壁なしの設計です。

 

和室とリビングの襖、和室と廊下の襖はすべて壁の内側へ引き寄せることが出来るプランニングですので、この写真のように広々としたLDKと和室一体の空間となります。

2階子供部屋から吹抜を見た写真です。
写真の左端に子供部屋を仕切る壁の工事をしていますが、遠い将来にこの壁が取り払われて一室として使われても構造が成立するように設計してあります。
子供部屋に限らず、将来の間取りの変更を見越した設計も必要に応じて提案してまいります。

写真の上部奥は小屋裏収納、手前はロフトになります。
ロフトや小屋裏収納を作る時には、それらの荷重を加味して構造計算することが必要となります。

 

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