敷地高低差と天井高さと

2019-10-31 · 家づくり考・建築メモ

こちらの敷地は1m程の高低差があります。
高低差のある敷地

この高低差を活かした玄関がこちら。
天井の高い玄関ホール
天井の高い玄関ホール。天井高さは、およそ3.7mです。
程よく高さがありますので解放感が生まれます。

その奥には土間収納。
土間収納
敷地の高い側の床と土間との高低差は1.4m程です。

空間を上下に使い分け、下部は土間収納、上部はキッチンから続くバックヤードとしての収納スペース兼 雨の日の洗濯物干し場です。

このお住まいの他の部分の床はフラットです。
一部を一般的な天井高さ2.5mより低くして、使い勝手を犠牲にすることなく建物全体のバランスを整えています。

身長165㎝でしたら手を真上に伸ばすと2m程です。
脚立を利用せずに、収納などで利用できる天井高さは2.2mでも2.5mでも実はそれほど変わりません。

視覚的な広がり感には大きく影響しますのでなかなか2.2mのフラットな天井は勇気が要りますが、
中村好文さんや伊礼智さんの図面を見ますと、リビングでも天井高さ2.25m、一般居室では2.1mの天井高さなど
低めの天井高さの設計が多く見られます。

落ち着いた空間に仕上げるなら、天井高さを抑えることは非常に有効な手段の一つです。



2019.10.31 栗山祐子

豊橋、豊川、蒲郡、岡崎、豊田、設計事務所と創る注文住宅|有限会社 ディクタ建築事務所

有限会社 ディクタ建築事務所 / Dikta architects office

pageup