新城市内で、準防火地域で木造3階建ての計画が進んでいます。
通常、200m2を超えると防火区画が発生してきます。
防火区画は、建物の中で発生した火災が一定の範囲以上に広がらないように
区画するもので、防火設備として防火扉の設置が必要になります。
防火扉で木製のものは高額ですし、かといって他は木製の扉なのに区画部分
の一箇所だけ鉄扉というもしっくりこない。。。
住空間に不似合いな防火扉を不要とするには、火災が建物外部に燃え広がらないように
外壁の開口部の大きさを一定のルール以上に大きくしすぎない方法もあります。
ただ、提出した豊橋の確認申請機関で、
「本当に、この規定を使うんですか?」
「開口部制限の審査は初めて」
と言われるほど、条件が合わないとなかなか有効でないルールです。
隣地境界や道路中心からの距離が取れないと、大きな窓は設けられません。
今回の計画では、二面の広い道路に接していますので、道路側の距離を確保できますし、
隣地境界側には、中庭を設けてなんとか大きな窓を設けることができました。
居室には必要最低限の窓面積の基準もあり、この「必要最低限窓面積」と
「可能な最大窓面積」とがそれぞれ計算上はギリギリです。
数字上はギリギリでも、伸びやかな暮らしのできる建物になりそうです。
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この記事を書いた人
原田 久(建築家/一級建築士)
ディクタ建築事務所 代表
愛知県を拠点に、住宅を中心とした設計を行っています。
家づくりについての考え方や、設計の工夫などをコラムで発信しています。
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