
こちらは、翻訳を自宅でなさるかたのお住まいのタタミコーナーで、右手側が書斎スペースになっています。
日中の使用頻度が高いので、開口部や照明を設けて快適に利用できるように誂えています。
作業中のデスク周りの状態を片付けずにそのままにしておきたい時にも、引戸を閉めて隠すことができるので便利です。
来客時や家族のくつろぎの時、書斎スペースごと、まるっと全て隠すように扉で仕切ってしまえば何事もなかったかのようにすっきり片付いた空間になります。
しかも、書斎という「室」を設けるより省スペースです。
タタミコーナーとリビングとの間の建具を閉じれば、普段はリビングの一部の空間としてあるタタミコーナーが仕事場となり、zoomなどのオンライン会議でも安心です。
引戸の開閉でスペースや室を区切ると、ひとつの空間が使用目的によって多様な状況に対応できるようになります。
仕事に限らず、裁縫やアート作品の製作など趣味のスペースとして日をまたいで継続して作業したい時、
机の上はそのままの状態にしておきたい、けれども散らかって見えるのは避けたいという場面も少なくありません。
現時点での最適解と、今後の暮らしの変化にも対応できる柔軟さを備えた住まいとしたいと考えています。
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この記事を書いた人
栗山祐子(建築家/一級建築士)
ディクタ建築事務所
愛知県を拠点に、住宅を中心とした設計を行っています。
家づくりについての考え方や、設計の工夫などをコラムで発信しています。
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