広く感じる寝室

2021-10-22 · 家づくり考・建築メモ

寝室に求められる広さはどれくらいでしょうか?
ベットを置くスペース、衣類を仕舞うスペース、テレワーク用のデスクとそれらを繋ぐ通路スペース。

それぞれ足していくと、6帖~10帖、2帖~4帖、2帖~4帖が目安で少なくとも11帖。
主寝室で6帖では狭いと感じるレイアウトもありますし、クローゼットを壁付とするかウォークインにするか、どのくらいのものを置きたいかで必要な広さも変わってきます。


こちらは4.55m×4.095mの11帖程のスペースに、寝室、収納、デスクスペースを設けています。

ポイントは、壁を天井まで立ち上げないこと。
こうすることで視線が抜けて実際の面積よりも広く感じます。
ベットの向こうはウォークスルークローゼットです。ベット周りをくるりと回れることでクローゼットにもデスクスペースにもストレスなくアクセスできます。


天井まで立ち上げない壁は耐力壁にはなりませんので、構造とは切り離して位置を決められます。
慣れ親しんだ○○帖といった一般的な広さよりほんの少し広くすることで、なんとなく広い、といった感覚も生まれます。

「通路」というと、廊下や扉をイメージして広く求められることもありますが、実際には肩幅から決まる600㎜程度あればゆとりがあり、頭から決まる300㎜程度あれば横歩きで通れます。
肩や目線の高さまで家具などがあると圧迫感が生じますが、ベットは低いですから圧迫感も生じません。

勾配天井も広く感じる要素の一つです。空間に変化が生まれ、どこかかわいらしくも感じます。
窓ガラスを透明にして遠くまで視線が届くのも気持ちの良いものです。

使い勝手も心地良さも。小さな寸法調整や視線の動きを大事にして、豊かな空間になるように心がけています。


2021.10.22 栗山祐子

  この記事で紹介したお家は  


 東郷の家(新城市) https://www.dikta.jp/work-detail.html?id=69

 

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