屋根の防水について

2014-04-23 · 【新城・杉山の家】

新城市「杉山の家」は屋根の板金工事が終わりました。



「南設の家」が横葺きなのに対して、「杉山の家」は縦方向に葺いています。 (縦ハゼ葺(タテハゼブキ)と言います)

屋根面が切妻のシンプルな構成だったこと。 太陽光パネルを載せるという事情からこの方法を採用しました。



奥様のご希望で、屋根と外壁は黒に近いこげ茶色を選択。 上品な色ですので、良い感じに仕上がると思います。

屋根の下地にルーフィングを施工します。



下屋の屋根と壁の取り合いは、雨仕舞いの理由から250mmの立ち上がりが必要なのですが、 この部分に窓の付いている建物を見かけます。

デザイン的には、ルーフィングの立ち上がりを避けて窓を設けると 間の抜けたエレベーションになってしまいがちです。

スッキリ納める為に、防水立ち上がりを小さくして窓を設けたのでしょうが、 そのデザインで雨漏りしない方法があれば、教えていただきたいところです。


  この記事で紹介した「新城市・杉山の家」 


 竣工写真  https://www.dikta.jp/work-detail.html?id=46


 家を訪ねて。1年目のインタビュー  https://www.dikta.jp/voice04.html

 

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