「三方原の家/浜松」工事終盤

2019-10-14 · 【浜松・三方原の家】

浜松の「三方原の家」は工事終盤に入りました。



ようやく玄関扉が取り付けられました。
片持ちのコンクリート階段はクリープと経年劣化を考慮。
屋内ならともかく屋外故に劣化で付け根から水が浸入→鉄筋劣化→コンクリート破断→階段損傷
といった事態にならないようにと構造設計者と検討してこの厚みに。想像以上にしっくりくる厚みでした。


外構部分では電柱移設工事が始まりました。


移設場所は中部電力さんと相談し、無理を承知で様々な箇所をリストアップ。
隣接する電柱の位置と架線状況からこの位置に決定。


建物内部では製作家具の搬入・据付工事の真っ最中。


シンク一体のSUSカウンターは松岡製作所によるもの。
一段下がっている部分の勾配が、キチンとシンクに向かっています。洗い物を乾かす時の水滴の流れが良さそう。


キッチンのワゴン収納や引き出しなど。
何を何処に入れてどのように使うか考えてオーダーメイド。


玄関ホールの靴箱は大工さん+建具屋さんによる家具です。
天板はホワイトアッシュ無垢の接ぎ材なので存在感があります。扉は手掛け加工で金物使わずにスッキリ。


土間収納はご主人様の自転車と作業部屋。
小扉の奥はキッチンパントリー。買い物カゴの出し入れはこの扉から行ないます。


こもり部屋。本を読んだり考え事をしたりゴロリとしたり。


今週後半に、検査機関の完了検査を受けます。

家づくりも最終局面のこの段階になると、お客様に決めていただくことは殆どなくなり、
これまで打ち合わせしたことの成果が目に見えて表れる段階。

お客様にとっても私にとっても楽しいフェーズに入りました。
あと少しで完成です。

 

「三方原の家(浜松市)」竣工写真と作品の紹介をしています。
https://www.dikta.jp/work-detail.html?id=78



 

 

豊橋、豊川、蒲郡、岡崎、豊田、設計事務所と創る注文住宅|有限会社 ディクタ建築事務所

有限会社 ディクタ建築事務所 / Dikta architects office

pageup