コンロ周りの壁にグレーのタイルのあるこちら。
タイル壁と白い壁とが呼応するデザインとなるように位置を調整しています。
白い壁は、階段引き込み戸の戸袋も兼ねています。この仕上げ面に合わせて壁厚を付加してラインを揃えています。
リビング側の白い壁には磁石が付くようにクロス下地にエフィーボードを用いていますので、お子様の絵やカレンダーなど壁を傷めずに貼ることができます。
クロスとタイルが切り替わる部分にはデュラマテリアル コーナービットという見切り材を用いて歪みなく縦にラインが通っていて気持ちの良い納まりです。
この縦ラインがすっきり通るような位置にキッチンを据えてもらっています。
キッチンの突き当りは程よく籠もれるママスペースで、キッチン背面収納のカウンターを伸ばしてデスクスペースとしています。
レンジフードの奥の棚は、リビング側からはほとんど見えません。扉は設けずオープンとして使いやすくし、ひょいと首を伸ばせばリビングで遊ぶお子様の様子もうかがえます。
洗面室へはキッチン横を通る動線計画です。
通常の廊下幅よりも広めに通路スペースを確保することで、キッチン横をすり抜ける感覚ではなくLDKの一部を通っていく感覚になります。
タイル部分にあるコンセントとキッチン足元のコンセントは、タイルの色に近いグレーとしています。
玄関ホールとデッキとの間の壁が平面状斜めになっているのは、玄関ホールからLDKへ至る時の視線をキッチンから外すためです。
部材の納まり、色彩、人の動きや視線の流れ。
そうした要素を一つ一つ整えながら、心地よい空間をつくっています。
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この記事を書いた人
栗山祐子(建築家/一級建築士)
ディクタ建築事務所
愛知県を拠点に、住宅を中心とした設計を行っています。
家づくりについての考え方や、設計の工夫などをコラムで発信しています。
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